Sisterは、コンピュータウィルスの一つ。
音楽ファイルを模したトロイ型コンピュータウイルスで、2002年に初めて確認されました。
ネットワーク上のアップローダ、メール等を媒介して感染します。
元々某メーカーのデジタルオーディオプレーヤーにプリインストールされていた楽曲に仕込まれたルートキーが、プログラム上のバグによって暴走したという説がまことしやかに囁かれましたが、
一種の都市伝説でしょう。
主な被害としてはメキシコ製のMP3プレーヤー3000台が同ウィルスに感染した状態で出荷されたほか、中南米ドメインの数箇所の配信サイトの楽曲が同ウィルスに感染したファイルだったことが確認されています。
その後、亜種等の出現もなく翌2003年頃にはほぼ沈静化しました。
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